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床と天井

2022/07/23

 以前、お仕事をご一緒させて頂いた大学の先生に言われたことがあります。

 

「設計士は天井にも気を使って設計しているけれど、普通の人の目にとまる部分ではないよ。」と。

 

 実際に、歩いている人は無意識に水平より少し下を向いているため天井より床の方が空間としての印象に残りやすいそうです。

 

 空間を考えるときはもちろん、全体の調和がとても大事になるので天井は目に入らないからといって気を抜いていい部分ではないです。

 ただ、コストバランスを検討する際、どちらかというと床を優先すべきなのかなと最近は考えています。

 

 特に住宅では素足で過ごしたり、寝転がったりと五感を使い『床』との関係が一層近くなるため、風合いや肌触りなど床の材料は特に大切に選定したい部分だと感じています。

所員T

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