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収納の計画
2019/05/04
実際住んでみて「こうしておけば良かった・・・。」と後悔しやすいものの一つが収納だと思います。
一般的に「床面積の何%は収納に」という目安を耳にすることがありますが、住まい方にフィットした位置、仕様でなければ不便さが残ってしまいます。
最近では玄関脇の『シューズクローク』や寝室の『ウォークインクロゼット』など使い方が明確な収納が浸透してきたように、欲しい所に、欲しい形の収納があるおうちは片付けもしやすいと思います。
設計者のノウハウはもちろんですが、快適な家づくりのために住まわれる方が自身で必要な収納を考えてみることが大切だと思います。
手始めにできることは「今、何を持っているのか?」を正確に把握することです。
この情報から「それぞれの物がどこに収納してあれば使いやすいか?」を想像して、設計者と話し合いながらプランニングを進めていくことで、より住みよい家に近づくと思います。
(具体的に利用する収納アイテムの想定までできていれば、それに合わせて無駄なく収納スペースを計画できます。)
上の事例では水廻りをまとめ、お風呂に近接したユーティリティの隅に下着などの収納スペースを確保しています。
(充電式の掃除機の利用に合わせ、物入の中にコンセントを設けた例。)
また住み始めてから家族構成の変化や、新しい趣味など計画時には予測できない生活の変化も生じますので、余裕を持った収納スペースの確保をお勧めします。
所員 T
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